山形市蔵王温泉 「蔵王温泉」

温泉巡り

山形県山形市蔵王温泉 【蔵王温泉と御釜・鳥兜山頂】

下湯共同浴場 2024年10月20日初入湯

泉質 酸性・含硫黄ー硫酸塩・塩化物温泉(低張性酸性高温泉) pH1.7  源泉温度53.3℃       成分総計3,282mg/kg   メタケイ酸 213.6mg/kg

#源泉かけ流し温泉  #硫黄泉 #強酸性泉 #メタケイ酸

前日(10/19)仙台入りした時は暖かくTシャツで過ごしたのに、今日の(御釜)蔵王山は今シーズン初冠雪?いや、ここは枝から伸びる小さな初樹氷。 ダウンを着込んでも時折吹く風でとにかく寒いけれど、御釜の姿が拝めて有り難や。

蔵王山塊を山形県側に下った所に「蔵王温泉」♨️があります。ここは全国屈指の硫黄泉です。

温泉宿は大小合わせて多数あり、この地は特に冬はスキーのメッカの一つです。

温泉街の中心部に三ヶ所(上湯・川原湯・下湯)の共同浴場が近い距離で存在しています。

浴槽は一つだけの小じんまりとした情緒のある浴場ですが、それぞれ大人200円小人100円で源泉掛け流しの良泉を満喫できます。

私はこの日一番熱いと表示された下湯共同浴場45°Cに入湯しました。

外には手湯も掛け流されており、湯量の多さも容易に想像できます。

強酸性のためお湯が目に入ると痛くなります。そして体の毛穴や肌から硫黄が染み込んで、数日間は硫黄の残り香りが肌からしますよ。

更に下着は洗っても少し硫黄臭が残りますので、承知の上での着用をお勧めします。

それでも、低張性なので強い酸性泉ながら肌の強い人なら結構長く浸かっていられます。

高温泉のため数分おきに浴槽から出てからだを落ち着かせてはまた入るを数度繰り返すと、普段の慌ただしくピリピリした生活から解き放たれて、ゆったりと心が整いますよ。

だから、本当にお勧めです。

↑下湯   宿の風呂↓

翌朝は快晴に恵まれ、蔵王中央ロープウェイで鳥兜山頂へ。山頂に近づくにつれ見事な紅葉が広がり、見渡す山々は遥か北に臨める、初冠雪の鳥海山、正面やや北に雪化粧の始まった月山が鎮座し、朝日岳・飯豊山、南には少し雲をまとった磐梯山・安達太良山まで臨める絶景に出会えました。

下山後は蔵王温泉大露天風呂へ。湯気を上げながら流れる川のそばに、青みがかった白濁の大きな露天風呂が二段に配置され、その段差を滝のように流れる打たせ湯が配置されています。

当然上の段が熱い湯で下の段が普通の熱さです。気分に合わせてゆっくりと浸かり、ふと見上げると紅葉の始まった広葉樹が青空に映えているのです。

天に味方され、良泉の効能と転地効果の相乗効果で5歳は若返ったぶたぞうであります。(笑)

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