日本三名泉 「下呂温泉」

温泉巡り

夏休み前の東京訪問からの帰り道、当日決行の思い付きで日本三名泉の一つ下呂温泉を訪問しました。
下呂温泉は、泉質に特徴のある他のニ名泉(草津温泉・有馬温泉)と比べあっさりとしたアルカリ性単純泉の美人の湯なので、なぜ「名泉」と云われる所以を探るための初訪問でした。

【下呂温泉の泉質】 アルカリ性単純泉
泉温 源泉12井のうち最高温は80.2℃
旅館供給温 55℃ 揚湯量 4100ℓ/毎分
成分総量 310mg/kg メタケイ酸 55.3mg/kg

結論としては温泉歴史は室町時代には既に名を馳せており、岐阜から飛騨高山方面へ向かう深い谷間を縫って進む険しい道を歩き、疲れた身体をここの湯はさぞ癒してくれたのであろう。これが名泉と呼ばれる様になった理由かな。
こんな昔の思いを馳せての入湯になりました。


下呂温泉は町ぐるみでの地域活性を推進し成功しており、その象徴が十数ヶ所有る源泉を一ヶ所に集めて、そこから各旅館や施設に配泉するシステムです。高温で湯量が豊富なので取り合いにならず、基本的に何処で入湯しても同じ泉質なのです。 白鷺が湯に浸かって傷を癒した所から発見された河原にある「噴泉池」をはじめ、駅や街角には多くの手湯や足湯が作られており、風呂設備も各施設ごとに嗜好を凝らした造りで楽しめました。

湯めぐり手形は15ヶ所の旅館・温泉施設のうち3ヶ所を自由に選択して入浴できます。購入は駅前の総合観光案内所やコンビニ、土産品店、旅館等で税込1500円で求められます。

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