かきのき温泉はとのゆ

温泉巡り

今日は島根県吉賀町の『かきのき温泉はとのゆ』に行ってきました。
山陽道の岩国ICから錦川沿いに清流を横目に車でゆっくりと走り中国道の六日市ICを越えて、更に10kmほど北上した島根県の西の端です。
先ずはほんの少し手前にある木部谷温泉にある間歇泉に立ち寄りましたが、25分(最近は40分に伸びたとか)おきに約5分間、ボコボコと冷泉が噴き出します。
地下に溜まった炭酸水素を多く含んだ水溜まりの圧力が高くなり、ガス抜き現象が起こるんですね。
自然界には偶然が起こす面白い現象が有るものです。残念ながらこの冷泉を使った温泉「松乃湯」は休業中でした。


そして本日の目的地「かきのき温泉はとのゆ」へ。
湯槽はとても広くて設備も整った清潔感のある施設で、お湯は写真の通り鉄分を含んだ鮮やかな柿色ですが、驚く事に鉄分を感じさせないのです。何故なら、鉄をはるかに凌ぐ塩化物と炭酸水素の溶存物質と二酸化炭素を含んでおり、まぁ成分の濃いのなんの!
中国地方では珍しい成分総計が6000mgの濃縮温泉で、10分入ったら保湿効果満点の汗ダクダク。
炭酸泉も全国的には希少なので、これは凄い所を日帰り圏内に見つけてしまいましたよ‼️

帰り際に受付で、温泉分析表を頂けませんか?とお願いしたところ、その方は何とご夫婦で「温泉ソムリエ」だという事で、話が盛り上がってしまいました。


昼前には雨が降り出しましたが、ひと山越すと津和野なので車に乗ったままで津和野観光をして帰りました。


島根県側は益田に向けて流れる高津川と、山口県側は岩国に向けて流れる錦川の清流は中々見応えのあるドライブコースです。
県境に有る「いろり山賊」錦店で、定番の山賊うどんと山賊むすびを食して帰りました。
山賊焼きはまた今度です。

今回は温泉名人を頂いて初めての温泉旅なので少し構えてしまいましたが、これからは肩の力を抜いて思いのままに巡ろうと思います。

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