竹田市久住 七里田温泉下ん湯

温泉巡り

炭酸泉は全国に点在しますが、有名な温泉地といえばまず『長湯温泉』が思い浮かびます。 以前斐乃上温泉で出会った温泉通の方から、「七里田温泉は凄い炭酸泉ですよ。是非行ってみてください。」と薦められたのが忘れられず、今回はとうとう『黒川温泉』や『長湯温泉』を諦めて、ここ『七里田温泉 下ん湯』に入湯しました。

歴史は長く、鎌倉時代には既に大変重宝がられていた記録が残っており、その後も時々の藩主が大切に守り、現在の建物もごく最近建て替えられたそうです。 下ん湯は、泉温が36.5℃とぬるく、一度入ると30分から1時間近くは入って居たい温泉です。

湯に浸かるとその直後から細かい泡が身体を包み込み、動くたびに水面にぴちぴちと湧き上がって弾けます。源泉を掛け流している湯口から流れて落ちる端から同じ様にプチプチと細かい泡が浮き立っているのです。

炭酸水素イオンは1,370mg/kgに加えて遊離二酸化炭素が1,010mg/kgも含まれている日本では稀なる炭酸泉です。

私は相方を考慮して30分ほどで上がったのですが、私より先に入っていた方が『もう出たの?勿体無い』と言われた言葉がとても印象的でした。

この日九重連山も初冠雪をして一気に冬に突入した時季での訪問となり、湯上がりは少し寒く感じるほどでした。

熱い温泉で仕上げるのであれば、受付をした七里田温泉 木乃葉の湯に浸かって仕上げるのも良いと思います。

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