「三瓶山温泉郷」３湯目は、波多温泉 満壽の湯です。島根県雲南市掛合町波多地区に有り、国道54号線から三県道40号線を瓶山方面へ5分ほど進んだ集落の小高い場所に立派な施設が立っています。泉質は三瓶山温泉郷の中では珍しいカルシウム・ナトリウムー硫酸塩冷鉱泉で無色透明の綺麗なお湯です。
バイオマスボイラーを使用した加温と循環型の温泉ではありますが、湯舟から一望できる山里の風景と、スタッフの温かいおもてなしは、心を癒すにはお釣りがあるほどです。
続いて4湯目 掛合まめなかセンター内の 塩ケ平温泉♨
️ 広島県境から山を下り掛合町の中心部に入る手前の国道54号線沿いにある日帰り温泉施設です。こちらは三瓶山温泉郷の典型的な泉質であるナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉の濁り湯で、湯舟の底が見えないほどの赤茶色の湯です。
お昼に行くと「今お湯を入れ始めたので14時頃には入れますよ」と話されたことからも、毎日新しい湯に入れ替えており、100％源泉かけ流しにこだわっておられました。湯舟に絶え間なく注がれる源泉が同量溢れて洗い場に流れ出るため、床面は成分が結晶化して不規則な模様を作っています。塩化物泉の高い保湿効果に加え、ややぬるめに加温（38℃）したお湯に浸かると、湯温以上に暖かさを感じます。炭酸系に金属臭が少し加わった香りは、大地から湧き出た汁（泉）を味わえます。 施設はやや古いのですが、サウナも併設し、トレーニング室もある良泉です。
松江道の雲南吉田ICから車で6〜7分とアクセスは良いのですが、施設を見落とさないようにしないと通り過ぎてしまいそうな外観です。
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