温泉津温泉元湯『泉薬湯』

温泉巡り

島根県大田市温泉津町 
温泉津温泉元湯『泉薬湯』

町の名前からその由来が想像できる温泉地で、歴史も古く平安時代には都にその名が知られていました。
泉質はナトリウムー塩化物泉
成分総量が8,350mg/kgと大変濃く、メタケイ酸も113mg/kgと多い。  pH6.5の中性泉。    毎分48ℓの湧出量は浴槽の規模と客数からして十分でしょう。
飲泉可能な自然湧出の源泉が浴室の壁の外で湧いており、48℃の源泉をそのまま湯船に流し込まれています。温度の調整は流し込む量で調整しており、子供や初めて入浴する人向けのぬるめの浴槽(40℃)と、普通の浴槽(43℃)。
そして熱湯(44℃〜46℃)の3つがあります。
地元の常連客老人達が気さくに話しをして下さり、『熱湯に何度も入ると、性格が変わるよ。ワハハッ』と笑って平気な顔をして入っているのです。また、腰が痛くても虫に刺されても、ここに入ればすぐ治るという人もいました。
それほど酸化還元力の強い温泉なんだと確信できるのです。 ちなみに私も熱湯にチャレンジして、三度目にやっと首まで浸かることが出来ました。痛くて飛び出してしまいますが、また入りたくなるのは次第に性格が良くなったと言うことでしょうね(笑)
以前、向かいにある薬師湯さんに入りましたが、泉質は同様で設備は薬師湯の方が整っているものの、元湯さんは地元に人気があるだけあって、3つの浴槽と飲泉可能な湯ということで温泉通の人向きなのかなと思いました。
どちらも良い湯には違いありません。
塩化物泉の特徴ですが、風呂から上がっても当分身体がポカポカと温かく、気持ちの良い入湯が出来ました。
長期の同時にも向いていそうな良いお湯でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました