有馬温泉『陶泉御所坊』

温泉巡り

泉質 含鉄ーナトリウムー塩化物強塩温泉 pH6.7 泉温100.5℃ (高張性・中性・高温泉)  成分総量 38g/kg これは驚異的な日本一の数値です! 有馬温泉は約600万年前に日本列島の下に沈み込んだ海水の成分を含んだ湯が湧く、世界的にも稀な非火山型(有馬型)の温泉です。鉄分で茶褐色になった「金泉」は、海水の2倍もの塩分濃度で、多くのミネラルを含んだ名泉です。 金の湯・銀の湯が有名ですが、この日は日曜日で湯治客がごった返す中、待ち時間30分の芋の子を洗うような湯舟には落ち着いて浸かれるわけもないので、6カ所有る泉源を巡った後、「土山人」で蕎麦を食べ、温泉は有馬で一番古い宿『陶泉御所坊』さんの金郷泉(半混浴)に一人独占入浴してきました。写真はNGでした。 御所坊は鎌倉時代には『湯口屋』として創業され800年以上もの歴史があり、藤原定家、足利義満、豊臣秀吉、良寛和尚、伊藤博文、与謝野晶子、谷崎潤一郎、吉川英治など歴史に名を残す著名人に愛されたそうです。 温泉街も整備されており、もう一度訪ねなければならない温泉地です。

【訪問日 2024年3月3日】

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