奥飛騨温泉郷 平湯温泉      湯の平館

温泉巡り

1月の奥飛騨は雪に包まれ、気温は明け方には氷点下7℃まで下がりました。    それでも天候はこの時期としては穏やかな一日だそうです。この平湯温泉は多数の源泉から多種の泉質のお湯が湧き出ており、今回宿泊した湯の平館さんでは2つの源泉から引き込まれた高温泉を降温し、源泉掛け流しで男女別にそれぞれ大浴場には内湯と露天風呂に分けて二種類の泉質のお風呂に入れる様になっていました。泉質は内湯がナトリウム、カルシウム、炭酸水素塩泉。露天風呂の方が、含食塩硫黄泉です。露天風呂に入るとチクチクと身体を刺すような感じがしますが、じきに慣れて心地よくなります。ここの硫黄泉は鼻を突くような硫黄の香りは殆んど無く、独特な香りがしました。

また、大浴場とは別に広さが大、中、小と人数に合わせて入れる貸切露天風呂が  3つあり、空いていれば無料で使用できるシステムです。

高山市から車で40分ほど北アルプスの山際まで登った場所にありますが、今回は長野県松本市側から上高地の入り口まで入り、乗鞍岳の北側をトンネルで平湯温泉まで冬場でも行くことができました。松本からも約1時間ちょっとですね。

今回の宿泊は一泊二食ブランド肉・飛騨牛の増量プランで予約しましたが、増量しなくでもしっかりと地元の食材を使った料理を堪能することができます。増量分だけお腹がパンパンになりました(笑)

(食べ始めて気付き、慌てて写真を撮す🤣) 雪深い源泉掛け流しの温泉に浸かり、日本列島形成としては古い段階で立ち上がった北アルプス大山脈から湧き出すお湯の湯気を吸い込むと、壮大な時間をかけて動く地殻変動の息吹きを感じる事が出来る。

今回は建物の裏手が見える部屋ですが、一階がお風呂場になっていました。雪深さが分かりますかね。

平湯民俗館はこの地方に見られる合掌造りの建物で、側には共同浴場「平湯の湯」があります。

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