大分自動車道の九重インターチェンジをおりて、国道387号線を小国町方面に15分ほど車を走らせたところに壁湯天然洞窟温泉があります。
国道下の川との間に旅館福元屋が有ります。そこで受付を済ませると、更に河原の方向へ下った所に壁湯天然洞窟温泉にたどり着きます。 河原を望む露天の洞窟風呂は300年前から有るといわれる混浴で、足元湧出の澄み切った源泉かけ流し温泉です。 溢れ流れる湯量から毎分100ℓはゆうに超えています。 壁湯の手前には少し狭くはありますが女性専用の「穴湯」も有り自噴の美肌の湯だそうです。
泉質:単純温泉(弱アルカリ性 低調性 温泉)
泉温:37.0℃ pH:7.8 溶存物質:445mg/kg 無色透明 無味無臭 湧出量は計測不明
壁湯に入ると、まさにぬる湯であり宿主によると明治の頃から『半刻(1時間)入らずして壁湯を語るべからず。 一刻入って身體に問うべし』と言われているとか。 6月にはホタルが乱舞し、満天の星と繋がり、幻想的な風景を望めるそうです。
宿の内湯には作家の森まゆみさんが名付けた「隠り国(こもりく)の湯」が蔵のスペースに作られており、風情ある佇まいを感じます。
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