出雲湯村温泉 漆仁の湯

温泉巡り

山峡の清流を望む漆仁の湯。島根県雲南市吉田町にあるこの温泉。斐伊川の中流、出雲神話の里に湧いており「川辺に薬湯あり。一たび浴すれば身体和らぎ、再び濯げば萬の病消除る」絶賛され、古くから薬湯としての評判が高い。   泉質はアルカリ性単純泉で源泉は河原にあり、湯気が上がっている。地元の人の話によると、平成30年4月の三瓶山を震源とする地震以降泉温が上昇したと話されていだが、源泉温度が42.8℃でそのまま加水加温もなく100%掛け流されています。湯量も男女それぞれ内湯と露天風呂を備え、家族風呂と足湯に新鮮な源泉が惜しげもなく注がれており、窓から川を覗き込むと、湯舟から溢れたお湯がそのまま川に流れてているように見えます。

特筆すべきは、温泉分析表では表せない泉質の素晴らしさを体感できることです。   三瓶山温泉郷の濁り湯とは泉質が異なり、無色透明でほのかに香る優しい温泉臭(?)。 pH7.8の弱アルカリの柔らかくて新鮮なこのお湯は中国地方では屈指の名湯と呼んで良い不思議な一湯だ。

実はこの温泉を訪れるのはは2度目。1度目は温泉好きの老人の薦めで、平成29年7月に向かいにある国民宿舎 青嵐荘に来ていた。その時はこちらの湯乃上館には入らず、河原の露天には足を浸けていた。記録を見ると、泉質は良いがぬるいので冬場は回避かなと記してありました。その後地震があり泉温が適温まで上昇したという事で納得できたのでした。

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